伊豆から那須までの走行記録(前編)
こんにちは、このブログの管理人の暇人セローです。
今回は、静岡県の伊豆市から栃木県の那須町まで徹夜で愛車ヤマハ「セロー250」を走らせた時の走行記録です。
この記事を読むことで、セロー250というバイクがどんなバイクなのかが良くわかると思いますので、今後セロー250の購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
~ 計画編 ~
①ルートを考える
まず、静岡県伊豆市から栃木県那須町までとなると、それなりの距離があるのでやはりあらかじめルートを調べておく必要があります。
さっそくグーグルマップで距離を調べたところ、伊豆市から那須町までの走行距離は一般道の最速ルートで約323kmでした。
一日の走行距離が400kmを超えると一般道での走破は少し苦しくなりますが、323kmならまだまだゆとりがある距離です。休憩を取りながら走っても8~12時間で那須に到着できるでしょう。
ガソリン代も、セロー250は一般道なら1リッターで40km前後は走ってくれるので、323km走ったとしても約1,300円(8.075リットル×165円=1,332円)しかかかりません。
約1,300円のガソリン代で伊豆から那須へ行けるエコな乗り物は、燃費に有利な小排気量のバイクくらいでしょう。
②一般道のルートには問題がある
しかし、一般道の最速ルートには大きな問題があります。
なぜなら、一般道の最速ルートは首都圏(神奈川、東京、埼玉)の超が付く混雑地域を縦断しなければならないので、ストップ・アンド・ゴー(発進&停止)が多く、バイクや体への負担がかなり大きいからです。
どうしても時間に余裕がない場合はこのルートを通行するしかありませんが、そうじゃなければ、多少走行距離が伸びても迂回して、バイクや体への負担が少ない楽なルートを選んだ方が安全です。
一般道ルートには、他にも最速ルートより3kmほど短い最短距離ルートがありますが、このルートは大型トラックが多く渋滞が激しい「国道16号」を走らなければならないので、こちらも避けたいルートです。
残る一般道ルートは、首都圏を大きく迂回する【伊豆 ⇒ 御殿場 ⇒ 河口湖 ⇒ 甲州 ⇒ 秩父 ⇒ 太田 ⇒ 足利 ⇒ 宇都宮 ⇒ 那須】という超大回りルートがありますが、このルートは60km以上も多く走らなければならないので、時間的に厳しくなります。
③高速道路と一般道の混合ルート
一般道だけのルートが厳しいとなると、あとは高速道路を利用するしかありませんが、バイクの高速料金は軽自動車と同じで割高です。
また、セローのようなオフロード系ツーリングバイクは基本的に高速走行があまり得意ではありませんので、最初から最後までフルに利用するのではなく、本当に必要な区間だけの利用にした方が良いです。
さっそくマップで確認すると、神奈川県の海老名市や厚木市から混雑しそうなので、その手前の秦野中井ICから東名高速に乗り、海老名JCから「圏央道」に入って五霞ICまで走ることにします。
そして、五霞ICを下りてからは流れがスムーズな新国道4号線を北上し、そのまま那須町まで走れば大きな無駄がなさそうです。
ということで、今回の暫定ルートは以下となりました。
- 伊豆市の自宅を出発
- 戸田経由で西浦へ
- 伊豆長岡から伊豆縦貫道を北上する
- 国道1号で小田原に向かう
- 秦野中井ICから東名高速道路に乗る
- 海老名JCから圏央道に入る
- 茨城県の五霞ICで降りる
- 新国道4号を北上
- 目的地の那須町に到着
予定走行距離:約349km
④出発時間を考える
管理人のセロー250にはETCが付いているので、毎日いつでも午前0時~午前4時に利用すれば3割引きになります。当初は朝8時くらいに出発する予定でしたが、高速代を節約するために午前0時の少し前となる23時に伊豆市を出発することにします。
23時の出発となると確実に徹夜走行になるので途中で眠くなる心配がありますが、もし眠くなったとしてもサービスエリアや道の駅、公園などのベンチで仮眠をとれば良いので、とくに心配はありません。
END